親にがっかりされるのが1番つらい
それは、親子の間に信頼関係が築かれているから。
叱るときは「あなたができると信じている。だから残念」と伝えてきました。
だからこそ、「がっかりした」は「信頼を裏切った」として、深くこころに響くのです。
息子が、中学生の頃。
『僕は、この家に生まれて本当に良かった。
お父さんとお母さんは、子どもの気持ちを大事にしてくれるでしょ?
世の中には、親の見栄のほうを大事にする親もいるんだって!
自分がいかに恵まれてるかよく分かったよ。』

それって、親の愛情が子どもに伝わってないのでは?
息子の交友関係の半分くらいは、私も顔見知りです。
母同士集まっては反抗期には困ったよ、また殺された…と話してました。

友達から、
『塾に行くと出かけたのに遊びに行ってるし、注意すると家出する。
どう話せばいいかな?』
と相談されたとき。

『私なら”がっかりしたよ”って言うかなぁ。』
と答えると、友達は
『そんな言葉が効くわけないじゃない!』と笑いました。
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違うよ
がっかりされる事が、一番ツライ関係を作ってきたんだよ
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私は、子どもたちを、
『あなたが大好き。
あなたがあなたでいるだけで好きだよ。
大好きなあなたに嘘をつかれると悲しい。
嘘をついてよく見せる必要なんてないの。
どんなあなたでも好きなんだから。』
と言って育てました。
だから、がっかりしたと言われることは 何より辛いのだと思います。
友達が「そんな言葉が効くはずがない」と言ったのは、彼女の子育てが間違っているという意味ではありません。
これをきっかけに「信頼関係の大切さ」を再確認しました。
信頼関係のない間柄では、どんな言葉もただしく届きません。
友達には、
『好きな物作って、ふかふかのお布団用意していらんこと言わなかったら機嫌なおるのでは?』
信頼関係が回復すれば、きっと大丈夫。
中学生のころは、いつくるのかと思っていた反抗期。
結局我が家には来ませんでした。
反抗期って無いパターンもある。
どなたかの方に参考になれば嬉しいです。